書斎館で聞いてもらった話を

今週のお題「書くこと」

消費増税の前の書き込みで万年筆を買ったときの事を。

ペリカンのスーベレーンM400。

表参道にある書斎館で買った。お店の方と話をしている中、「どうして万年筆を買おうと思われたのですか?」と聞いてくれた。

 

よくぞ訊いてくれました。実は低筆圧を巡る旅の途中でしてね。話すと長くなるのですが。

 

とは言いなかったが、もっとその原点に近い話を聞いてもらった。

 

  • 一日の中で仕事をしている時間が一番長い事実は否めない。だから、そこに投資をしたい。
  • その仕事の大半はパソコンと向き合っている。
  • 先の考え方でいえば、その環境に投資する事こそが最も効率的だと思う。
  • ただ、ここにはセキュリティやコンプライアンスの制約があり、また、テクノロジーは進むだろう。
  • 一方、筆記をする機会はとても限定的で希少ですらあるが、その営みは不変だと感じられる。
  • だから、最後は感覚なのだが、ここにお金を使ってみたい。
  • たまたまボールペンに興味が出てきて、調べていくうちに、万年筆はもっと素晴らしいと知った。
  • だから、今回、買う事にしました。

 

実際、この万年筆を使って仕事していると、士気は高揚、負けないように頑張ろうと思える。

 

たとえば、モレスキンはいまいち好きになれないが、ツールこそ違うだけで、ユーザの出発点はその実、同じなのかも知れない。