モンブラン マイスターシュテュック 149 購入記
仕事の山を一つ越え、自分へのプレゼントに、万年筆を買いました。王道中の王道、モンブラン マイスターシュテュック 149です。
経緯
当初、今のプロジェクトが片付いたら、ボールペンを買おうと思っていました。大事な場面で使う、決めの一本。いくつか候補を選定していくうち、この値段を出すなら万年筆にしてもいいんじゃない?と心変わりしてしまい、ネットで調べ直したのが、良かったのが悪かったのか。
いったんの結論はコレでした▼
- ペリカン スーベレーン M800 緑縞 M字 ¥55,000-
さて、年末年始のひと仕事を無事に終え、給与明細を見ると思ったよりもお手当てがついていました。妻に申告したところ、ありがたいお言葉をいただきました。是即ち、「値段を気にせず、好きなペンを買ったら?」
妻的にはボールペンも万年筆も一括りにペン。
とはいえ、予算5万円でボールペンだったはずなのに、嬉しい悲鳴。本当、何日間か塾考を重ねましたが、定番から絞り切れず、これらの4本を試筆して決める計画としました▼
試筆
改装後、初めて行きました。ロの字のカウンターをぐるっと回って、希望の4本を出してもらいました。ただ、M1000の在庫が無いという事でその分のサンプルを貸してくれました。書き比べてみて、M1000でも149でも取り回せそうという印象。太い長いで難しいかなァと思っていたけれど、これなら行ける。この時点で、M800と146は候補から脱落。ただM1000の在庫が無いというので、また日を改めるとして店を後にしました。
銀座 K.Itoya
こちらも初めてです。道路を挟んだ本店は改装後も何度か遊びに行きましたが、こちらは敷居が高そうだったので。今回、意を決して訪れるも、入った瞬間に諦め。人が多過ぎる。銀座だから海外の方々も多そう。ゆっくり選べなさそうだったので、ぶらっと眺め、そのまま店を後にしました。
表参道 書斎館
こちらはら2回目。前回は消費増税前の駆け込みでM400のEF字を買いました。先客はおらず、2本の試し書きをしたいと相談すると在庫もあったようで、テーブルに案内してくれました。
縦線と横線、息子と妻と自分の名前を書いて、考えてみる。また書いて、また考えてみる。ひたすら、この繰り返し。
あとは、インク、メンテナンス性、価格の推移、所有欲やブランド、今後の購入の思惑などについて、ざっくばらんに話をさせてもらい、今回、買えるうちにモンブランを選択しました。
個人的には、清水の舞台から飛び降りる程の決断。長考に付き合ってくれた店員さん、2年前に一度来店しただけなのに覚えていてくれた事も含め、感謝です。どうせ買うならこうやって落ち着いて買い物をできる店がいいなあ。
開封の儀
外箱
外箱を開けるとサービスガイドの冊子
サービスガイドの下にまた箱
高級そう。
いよいよご開帳
ミステリーブラックの純正インクが同梱されています。
アップ
カッコええわ
ニブ
実はまだインクを吸入させていません。それは妻の立ち会いのもとでやろうかと思いつつ、体調や子育てで儘ならず、ふたり落ち着いた時間ができたところで使い始めようと思います。